2014年2月13日木曜日

恒温槽作ってます

 最近、引っ越しで平日も休日も忙しいのですが、
ちょこっと空いた時間を見つけては作っているものがあります。

恒温槽作ってます。
ヨーグルト培養できるやつを目標に。


「発熱体をON・OFF制御すれば良いや〜」
 と当初気楽に考えていたんですが、制御の「遅れ」があり温度の揺れがヒドく、ヨーグルト培養には問題ないけど納得いかず。
自分の無駄なこだわりがムクムクと出てきます(笑)
なので、PID制御必要な感じ。
今の所、比例制御(P)と積分制御(I)だけで済みそうではありますが、問題は遅れに対してどのような制御かけるかが難しいです。
PIDなんてプログラムで組んだ事は無いですが。



発熱体の選定もとても苦労した所で、
暫定的に
  • 投入エネルギー16W
  • メタルクラッド抵抗を発熱体
にしています。
写真が作った発熱ユニット。
最初はニクロム線使おうと思ったんですが突入電流がデカいらしく、PIDなPWMをするとスイッチング素子になんだか悪そうです。
なので色々な発熱体の特性を調べて結局ただの抵抗にしました。

「PWM使えるなら100Wでいいじゃん」な考え方も検討ましたが、事故や暴走時の対処を考えると低い方が良いわけで、16Wで実測したら乳酸菌培養くらいにはOKOKな感じ。


でも未だに問題として残っているのは、温度センサー。
+ー1℃くらいでモニタしたいけど、温度センサーってあんま精度良く無いんですね。
  • JIS熱電対で2℃
  • 高精度半導体センサでも2℃
  • サーミスタは謎。
そんなわけで未だに困ってます。
校正するしかないけど、安定した基準温度作り出す方法は無い物かなあ。
0℃は氷点槽という物を使うと安定した温度を作り出せるらしい。
http://www.tzwrd.co.jp/technology/toragi/ice_bath.pdfこれならお手軽。
でも、もうちょっと調べないとね。




久々の投稿でしたー



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